吐き気や頭痛、血栓のリスクも。ピルの副作用を知っておこう

ピル(経口避妊薬)を知っていますか? 


「ピル」は、妊娠を避けるために女性が服用する避妊方法の1つです。

 排卵を抑制したり、子宮内膜の成長を防いだりすることで、妊娠を防ぎます。


私自身、「なんとなく怖い」というイメージがあり、初めて使用したのは35歳を過ぎてからでした。家族旅行があり、「生理を遅らせたいな」と思ったのがキッカケです。 


昨今、「婦人科で待たなくてもスマホでオンライン処方される」というサービスが増え、

子育て中で婦人科に行くタイミングが難しかった私は、試しにオンラインで購入しました。 


ネットでの診察では、「胃が弱いため副作用が心配」と伝えて、

 「プラノバール」が処方されました。


 旅行中は快適に過ごすことができ、副作用も感じずに「これはいい」と思いました。 


しかし、とある産婦人科のツイートで怖い副作用を知り、驚きました。


「プラノバール」で検索すると、以下の注意が記載されていました。


"本剤の服用により、年齢、喫煙、肥満、家族歴等のリスク因子の有無にかかわらず血栓症があらわれることがあるので、次のような症状があらわれた場合は直ちに投与を中止し、適切な処置を行うこと。 緊急対応を要する血栓症の主な症状 下肢の急激な疼痛・腫脹、突然の息切れ、胸痛、激しい頭痛、四肢の脱力・麻痺、構語障害、急性視力障害等 患者に対しても、このような症状があらわれた場合は、直ちに服用を中止し、救急医療機関を受診するよう説明すること。"

引用元:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00055276


オンライン処方では、このようなリスクについて説明があったか覚えていません。

人にオンライン処方を軽く薦めることはやめよう…と思いました。


【ピルの副作用】

1. 月経周期の変化:周期や出血量に変化が生じることがあります。出血量が少なくなることもあります。

 2. 乳房の痛みや腫れ:ピルの使用によって、乳房が敏感になったり、腫れたりすることがあります。

(こんなこと書いたら興奮する変態がいそうですが、辛い症状です)

 3. 吐き気や嘔吐:一部の女性はピルを服用した後に吐き気や嘔吐を経験することがあります。通常は食事と一緒に服用することで緩和できます。 

 4. 頭痛:頭痛が起こることがありますが、これは一時的なもので、続く場合は医師に相談する必要があります。

 5. 体重変化:一部の女性は体重が増加することがありますが、これは個人差があります。 

 6. 心血管系への影響:長期的に使用する場合、血栓(血管内で形成される塊)のリスクが増加する可能性があります。 

 7. 避妊薬としての効果がない場合:特定の薬物相互作用や、薬の正しい摂取が行われない場合、避妊効果が減少します。 


重大な副作用は稀ですが、以下のような状況が含まれます。

- 高血圧や血栓の形成リスクの増加

- 視力の変化や片頭痛の増悪 

- 急激な腹部の痛みや下痢(卵巣嚢腫の可能性) 


これだけの副作用を見ると、信頼できる医師に相談して、適切な処方を受けることをが最善だと思います。かかりつけの婦人科があると心強いですが、通い辛いことも問題となっています。

私自身、婦人科へ初めて行ったのは30歳を過ぎて妊活を始めてからです。


まずは、ピルの副作用を知っておくことが重要です。


婦人科で待つのは嫌だし、オンライン処方で!とピルを飲んだ結果、血栓で入院で何十万とかかるケースもあります。

低容量ピルを飲んでいたら足に血栓ができ、肺に血栓が飛んで入院した方は「面倒でもオンラインで買うな!」と呟いています。


もし「パートナーが避妊してくれない」と悩んでいたら、別れることをおすすめします。

男性の避妊道具の代表「コンドーム」は副作用がありませんし、ドラッグストアですぐに購入できます。

それを拒んで、自身の快楽を優先し、あなたの心身に負荷をかけてくる人とは、縁を切るべきだと思っています。


避妊に関するためになる動画↓

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