日本初の無料産院。#赤ちゃん遺棄をゼロに
「トイレで出産」と検索すると、赤ちゃん遺棄のニュースがズラッと並びます。
産んだ女性は逮捕され、妊娠の原因となった相手に責任を問うことはなさそうです。
出産した経験のある身からして「どうやって一人で、何も整ってない環境で、支えてくれる人もおらずに産めたのか」と壮絶であろう出産を想像して苦しくなります。
およそ10ヶ月の妊娠期間も孤独で、周りに相談も出来ず、「私でごめんね」と産んだら遺棄するしか選択できない…
そんな環境は、あってはならないことだと思います。
認定NPO法人「フローレンス」は、社会的に孤立し、経済的に困難な状況にある妊婦を支援する取り組み「無料産院」事業をスタートしました。
お金がなく妊婦健診をためらってしまう妊婦へ、寄付を原資に検診費用・出産費用をフローレンスが支払う仕組みです。
「無料産院」は第二足立病院(京都市)が本取り組みに賛同し、提携に手を挙げたことをきっかけとして、2023年6月1日に始動。
今後も全国から提携先病院を募り、年度内に10院の提携先開拓を目指しています。
望まない妊娠で苦しんでいる、誰にも妊娠したことを相談できない
一人で悩み、苦しい中出産する女性が一人でも救われますように。
フローレンスでは、「にんしん相談」という予期せぬ妊娠に悩む女性への相談も行っています。
寄付を原資として活動されていますが、この取り組みが全国に広がり、国や行政が支援策を打ち出し補償を出すことや、女性だけが苦しむ現状が変わっていくことを願います。
引用:「はじめから赤ちゃんを捨てようと思っている人はいない」「ひとりでも多く、安全に幸せに出産を」医療・支援現場から見える未受診妊婦の実像 #赤ちゃん遺棄をゼロに
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